今現在でもハンガリー医学部留学が詐欺だと噂があり、言われ続けています。確かにいかがわしい感じがするのは仕方のないところです。あまり馴染みのないハンガリーでお医者さんになっても仕方ないと思われても当然だと思います。
既に50名以上がお医者さんになっている!
ハンガリー医学部留学斡旋会社によると、2006年から日本人留学生がハンガリー医学部に入学しており、2013年に初めてハンガリーの医師国家試験に合格したそうです。2014年度に日本の医師国家試験に挑戦し、4名が見事合格したそうです。これを皮切りに、2015年度は13名、2016年度は9名、2017年度は15名、2018年度は13名と合計で54名のハンガリー医学部出身の学生が日本において医師になっています。
このような実績があるのにもかかわらず、未だに詐欺だと言われ続けているのが今の現状です。
今現在、ハンガリーに日本人医学部留学生が300人以上います。今後より一層ハンガリー医学部出身の日本人医師が確実に増えていきますので、悪い噂も払拭されればと思います。
そもそもEUの医師免許が取れる医学部に入学していますので、卒業すればシェンゲン協定加盟国28ヶ国内であれば医療行為ができる医師として働くことができます。
3月18日に2019年度の医師国家試験合格発表がありました。続々と合格報告が届いています。今年もたくさんの学生が医師としての第一歩を踏み出しました。
おまけコラム「2023年問題USMLE」
2023年以降に日本の医学部を卒業したものはアメリカの医師国家試験である「USMLE」が受けられなくなるそうです。原因は実習時間が72週以上ないから。
大学にもよりますが、ほぼ日本の医学部は全滅だという話です。ハンガリー医学部ではその点においてはクリアーしていますし、英語プログラムで医学を学んでいますので、アドバンテージがありそうですね。早い人で4年生の後期からUSMLE step1を受けている人もいます。アメリカ人留学生も多いのでUSMLEに関しては問題なさそうです。逆に言うと、EUの医師免許とアメリカの医師免許もさほど苦労せずに取れるということですね。
世界各国で活躍できる医師になる環境が整っているのがハンガリー医学部の大きなメリットだと言えます。